息子のために就活塾へ申し込み
私の息子は大学3年生だ。よりによって、息子が就職活動をしなくてはならないこの時期に、世の中が就職難になってしまうなんて、息子はなんて運が悪いのだろう。そんな息子を陰ながら応援するべく、就活塾への申し込みをすませてきた。就活塾では、就職活動に役立つあらゆることを教えてくれるという。少しでも息子の役に立てばいいのだが。
就活塾とは驚きましたが、現在の実情では必要だと思うようになりました。実力やたくさんの資格取得があっても、会社に必要な人材でなければ採用はいただけません。自分には何が欠けているのか、会社は何を求めているのかということを理解す機会だと思います。就活塾を利用して自分を分析してみることもよい教訓につながっていくと思います。
男子プロバスケットボール、bjリーグの2011―12年シーズンが8日に開幕する。東日本大震災の影響を受け、休止を続ける東京の一方で、新たに4チームが加わり、リーグは過去最多の19チームが覇を争う。10チームが競う東地区には、東北から昨季途中で活動を休止した仙台、2季目を迎える秋田が参戦するほか、岩手が新規参入する。東北3チームのキーマンとなる選手を紹介する。
◎仙台・志村雄彦/スピード絶対の自信
仙台で4度目のシーズンを迎える。主将を務めるのは初めてだ。「日本人、外国人問わず、選手一人一人がプロとして勝利という同じベクトルに向かうようチームを一つにしたい」と意気込む。
大型選手が少ないポイントガードの中でも、160センチはリーグで最も小柄だ。しかし、「攻守の切り替えの早さ、スピードは誰にも負けない」との自信がある。
ピアス新ヘッドコーチが日本人選手の攻撃力アップを戦略に挙げていることもあり「(1人で)2桁得点できるようになりたい」と新たな目標も掲げる。
東日本大震災でチームは一時休止したが、日本人選手7人全員が残った。自身は選手としての可能性を広げようとフリーエージェント権を行使したが「プレーを通じて古里に元気を与えたい」と残留を決めた。
2008―09年まで3季連続主将の日下光は、同じ仙台市出身、28歳の同い年。ともに司令塔の役目を担うだけに「互いにチームをよくしよう」と誓い合っている。
震災の影響を受け新加入の外国人4選手の合流が9月と遅かったこともあり、プレシーズンゲームは1勝2敗。「これが今の実力。優勝は目指すが、まだまだ準備が遅れている」と気を引き締める。
主将就任を「リーグを代表する選手になるチャンス」と発奮材料にする。円熟期を迎えた男の意欲は最高潮だ。(スポーツ部・加藤伸一)
◎岩手・沢口誠/泥くさくボール追う
「バスケットを通して、勇気や元気を被災地に与えたい」。古里・岩手への強い思いは、激しいプレーの原動力の一つになっている。
一関市で生まれ、10代の多感な時期を釜石、盛岡両市で過ごした。昨年までは、秋田で活躍。秋田は今季も契約を更新する方針だったが、「地元でプレーをしたい。震災で影響を受けた被災地に寄り添いたい」と、岩手への移籍を希望した。数少ない地元出身選手として期待を集める19歳のガードだ。チーム最年少でもある。
9月17日、チームにとって初の対外試合となった新潟との試合が盛岡市で行われた。結果は61―72。スタートを白星で飾ることはできなかった。「試合中、選手同士のコミュニケーションが十分取れなかった」と敗因を分析する。
秋田では、既にプロとして経験を積んできたチームメートたちがリードしてくれた。彼らからプレーの技術や、貪欲に勝利を追い求めるプロの姿勢を学んだという。
「岩手は結成間もないチームだから未知数の部分が多い。でも、自分から理解しようとしていかないと、チームはうまく回らない」。その言葉には、2季目を迎えたプロの自覚がにじむ。
「ルーズボールをがむしゃらに追いかけるような、泥くさいプレーをしたい」。地元・盛岡で行われる開幕戦を見据え、一心にボールを追い続ける。(盛岡総局・佐久間緑)
◎秋田・庄司和広/高精度3点シュート
切れのある動きが仕上がりの良さを物語る。「淡々とやってます。例年通り、勝つために必要な準備を、と」。笑顔で自然体を強調するが、昨季とはまた違う精悍(せいかん)さが漂う。
中村和雄ヘッドコーチが率いる「新生秋田」。練習時はピンと張り詰めた空気に包まれる。「プレーの全てが計算されていて勉強になる。闘将というより知将。何が何でも勝つんだという哲学を学びたい」
その知将から、長谷川誠プレーイングマネジャーと並んで日本人選手のキーマンに指名された。豊富な経験と精神面の強さを買われてのこと。「あいつに、背中でチームを引っ張ってほしい」(中村ヘッド)という願いが込められている。
37歳のフォワード。秋田を含め、bjとJBLの計8チームに在籍した猛者だ。試合の流れを変える高精度の3点シュートで存在感を発揮。bjでは2006―07年シーズンに成功率1位、08―09年シーズンは2位の実績を残した。
週2、3回、ジムで筋力トレーニングを続けるなど、体調の維持管理に気を配る。「個人的には攻めて守って、多角的にバスケットに携わりたい。シュートの成功率も上げたい」と抱負を語る。
秋田にとって、2年目の今季は結果を求められる。「最大の目標はリーグ制覇。第一線で動けるうちに達成したい。日本一熱烈なブースターのためにも」。キーマンは静かに燃えている。(秋田総局・佐々木貴)